プレイバルーンで凧揚げ2015/01/23

お正月遊びの凧揚げでは、「風を感じる」ということが一つのテーマになります。
しかし、凧だけでは勿体ないので、色々なものを飛ばして(揚げて)風を感じてみます。
例えば、ビニール袋、、風船、そして今日は、、、
運動会でおなじみのプレイバルーン。
プレイバルーンは運動会だけでは勿体ないので、当園ではインディアンテントの「ティピ」にしたり、
今回のように凧揚げにしたりして遊びます。

ということで、、年長さんが飛ばしてみました!!





「飛ばす」と言うよりも、、、「風vs年長さんの綱引き」といった状況になるのですが、風の力のすごさを大いに感じることが出来ました。

余談ですが、移転してから特に、風や雲の動き、太陽、月、星の位置、鳥の飛ぶ方向などを観察するようになりました。
季節はもちろんのこと、天気によって風の向きが見事に変わります。
森のざわめきがそれを教えてくれます。
鳥の飛んでいく方向で時間がわかるようになり、また雨が近づいていることもわかります。
雲の流れで雨の通り道がわかり、あとどのくらいで降るかがわかるようになります。

明らかにこれまで使わなかった感覚を大いに使うようになりました。
「五感を使う」って本当はこういうことなんでしょう。
日々の自然のわずかな変化に気づけるようになっていくのがわかります。
人間形成の最も大切な幼児期に、かけがえのない体験を毎日当たり前のように繰り返していることを考えると、
子ども達が今後どう成長していくか、楽しみで仕方がありません。

余談ついでに、、、移転してから園長の視力が随分と改善されまして、、、
眼鏡屋さん曰く、「どうしたんでしょうね、、、何か就労環境の変化などありましたか?」と。
「はい、遠くを見ることが多くなりまして・・・。」